意欲

あんまり本業のお話をすることないけど，

集中力，とか注意力とか，もっというと怠けってどういうことか。
じゃあなんで誰かと一緒にやると集中できたり，できなかったりするのか。とか。

そんなことをかなり細かいレベルで研究しております。

ま，自分が学者になる資質を持ち合わせているかとか，
向いているのかどうかとか，
そんなことで悩む時代は過ぎ去り，
今は楽しく，面白く，いろんな人の真似をしながら，自分の速度で。

人並み以上の結果を出そうだとか，名声を得ようとか，そんなことを目標に掲げると毎日ものすごい劣等感に邪魔されながらやらんといけんから。
あまり先のことは考えんことにしとる。

自分の中の優等生くん（理想）さようなら。
わたしは君じゃないから，無理せずちょっとずつやるよ。

この土日も学会に行ってきて，
熱（39度越え）にうなされつつも良いお話を聴いた。
自分とほとんど同じ研究をやってる人が日本には2，3人居て，その一人と去年に引き続きお話することが出来た。
「あ，去年も」って顔を覚えてて頂いて，少し嬉しかった。

それから，ずっとお話しをしたいなぁと思っていた先生（同大学w）と話せた。
意外なことに出身大学を尋ねられた。
とりあえず，私の存在を知ってもらえただけで満足であった。

帰りに，画廊に寄った。
渋谷で毎年やってる若手アーティスト達が出展するイベントをやってた。
お目当ての絵を見て思わず涙ぐんでしまった。

やっぱり生で見るのはブラウザで見てるのとは全然違う。
前向きな性格というか，人間の良い面を敢えてとりだそうとする試みが伝わってきた。
この人と，近い感覚を持っているからかもしれない。


帰りは乗り継ぎの関係ですごい遅くなってしまって，
駅からの交通手段が無いというピンチを迎えたのですが，
それを聞きつけた先輩が車を走らせてくれて事なきを得た。
「お安い御用ですよ」とか言ってくださったけど決してお安くない御用ですよ！！！

急に泊まりに来た節操のない私を看病してくれた友達もうそうだけど，
なんか人ってこんなにも優しいのかと（＞＜）感激した。


それにしても，あんな熱久々だったな。
東京の満員電車，座り込み禁止（かと言って椅子もない）の駅前広場，立ち止まれない人の流れ…本気で「倒れるかもしれん」と思ったわ。
最新のバファリン恐るべし。一晩で解熱しやがった。
いや，ほんとありがたかったんだけどね。

なんかいろいろいい経験になったわ。

とりあえず，ICOCA買うわｗ

まちがいなくミー

ようつべで新ムーミンの第一話をみれたから観てみたよ。
最近，ムーミンにはまってる。
かわいいよね　冬眠する妖精なの

ニョロニョロは永遠にもっといい場所を求めてさまよってるんだって。
哲学的。
スナフキンなんて，その最たるものだけど，ミーが一番好きなんだ。

で，ようつべで観てたんだけど，ムーミンの声がバーローでちょっとがっかりした。
否応なく，脳裏に浮かぶバーローの眼鏡，青い服，赤い蝶ネクタイ…。
慣れれば問題ないんだろうけどね。

いいなあ，スナフキンみたいな人生

アーティ

ネットで好みのイラストレーターを発掘したり，
好きな音楽を漁ることに，わりと時間を割いていたりするんだけど
ちょっと前までは，綺麗なもの，テクニカルなものを好んでた。
でも近頃は，技巧も，伝えたいメッセージもよりシンプルで，
一見すると，簡単に作れそうな，そんな感じのやつが目に留まる。
確実にこの人の影響だと思う。
専ら，抽象的な花ばっかり描いてるんだけど，そういう個性に憧れる。
綺麗さだとか，かわいさだとか，そういうのを追求するのもいいけれど，
そういうのはありふれていて，作者に対する興味は湧かないものね。
「なんでこんなことをしようと思ったのか」そういう疑問を抱かざるを得ない，
それが，人の目を惹きつける魅力の根源なのかもしれない。

一方の自分はどうか。
（そういうことまで，ついつい考えてしまうのは私の仕様です）
例えば絵を描いたり，文章を作るときも，見る人のことばかり考えている気がする。
だから，我ながら，魅力を感じないわけだね。
もちろん，見る人の立場に立つことは重要なことだし，
何かを伝えるうえで，欠かすことのできないプロセスだと思う。
かといって，自分以外の環境からの要請に従うだけでは新しいものなど生まれない。
研究者なんて，利己的な私欲を原動力にしているから，長く続けられる。
情熱なんて，ある立場の人からみれば迷惑な私欲かもしれない。
もっと欲張ってもいいのではないか，もっと横柄でもいいのではないか。

とは言っても，肝心の技術面，知識もそうだけど，
そういうインフラ的な基盤がまだまだなので，大口たたくことは出来ないんだけどね。

喪失感をなぞるお話

移動中にあっという間に読んじゃったよ。
グラスホッパー
思いのほか，グロが多くてびびった
痛みが伝わってくるような，詳細な描写は飛ばして読んだ。

鬱エンド。
でも手に汗握る疾走系シリアスサスペンス。
おもしろかった。

もし映像化するなら，グロシーンはオブラートに包んでほしい。
ま，そういうのが好きな人にはいらんお世話やろうけど。
肉体と精神の統合も，この小説の大きな柱だしなぁ

この前まで菅野ちゃんがやってたドラマのアイデアは
この小説の中にでてくる鯨さん，からきてると思うんだけど
なぜか，主人公の鈴木よりずっと鯨さんに惹き込まれた。
魅力的すぎる人物だった。
大男設定なのに，菅野ちゃんを思い浮かべてしまう。

次は何を読もうかな

次はアスカ

あ、そうそう、だいぶ前やけどレイちゃん描いたので上げときます。
これ完成するのに５時間くらいかかったorz
安物マウスで描くの超だるい。。。
やっぱペンタブ買う！絶対買う！

一応ケータイの待ちうけサイズになっているので、
…気に入ってもらえたら、どうぞお持ち帰りあれ。